ジャンプアクションゲームを作る02 – Unityでの基本的な作業の復習

ジャンプアクションゲーム作り2回目です。
動くものを作ったほうがモチベーションがあがるので、今後何回かで二段ジャンプの実装実験をします。まずはUnityでの基本的な作業の流れの復習をします。

この回は私がテキストにしている『ゲームの作り方 Unityで覚える遊びのアルゴリズム』の第0章で学んだことの抜粋・アレンジにもなっています。

プロジェクトと物体のセットアップ

Unityを起動したら、下記の通りプロジェクトの作成および、物体のセットアップを行います。

メインメニュー[File][New Project...]から任意のフォルダを選んで(作って)、プロジェクトに好きな名前を付けます。ここではblog-jumpGame01としました。

続いてシーンにプレイヤーと床を配置します。

  1. [GameObject][Create Other][Cube]選択します。
    jumpGame02-menu
  2. 今作ったCubeが選択された状態のまま、Inspectorウィンドウから下記のように設定します。これがジャンプするプレイヤーになります。
    <Transform>
    Position(x, y, z) = 0, 2, 0
    Scale(x, y, z) = 1, 2, 1
    ついでに名前を”Player”に変えておきます。(Inspectorの一番上のCubeを編集 or HierarchyでCubeを選択してF2キー)
  3. 同じく床になるCubeを作成し、下記のようにします。
    <Transform>
    Position(x, y, z) = 0, -3.5, 0
    Scale(x, y, z) = 5, 5, 5
    このCubeは名前を”Floor”に変えておきます。
  4. 最初から配置されているMain Cameraを選び下記のようにします。
    <Transform>
    Position(x, y, z) = 0, 1, -10
    Scale(x, y, z) = 1, 1, 1

光源のセットアップ

  1. Gameウィンドウを見ると物体が暗くて見づらいのがわかります。これはシーンに光源が無いからです。光源を追加します。
    [GameObject][Create Other][Directional Light]を作って下記のように設定します。
    <Transform>
    Rotation(x, y, z) = 50, -30, 0
    これでGame画面が明るくなったのを確認してください。

マテリアルのセットアップ

画面をみると灰色一色で味気ないので、プレイヤーと床に色を付けます。

  1. [Assets][Create][Material]から新規マテリアルを作成し、Inspectorのカラーピッカーから青っぽい色を選びます。
  2. Projectウィンドウから”New Material”を”Player Material”にリネームします。
  3. Projectウィンドウから”Player Material”をHierarchyウィンドウの”Player”にドラッグ&ドロップします。GameウィンドウでPlayerが青くなったのを確認してください。
  4. 同じ要領で”Floor Material”という名前の黄色いマテリアルを作り、”Floor”を黄色にします。

2013-10-jumpGame02-lighted

物理計算のセットアップ

ここで一回ゲームシーンを再生してみます。
画面上部の再生ボタンを押してみてください。

2013-10-jumpGame02-playButton

・・・プレイヤーが落下すると期待した方、残念でした(笑)
この段階では何も起きません。なぜなら物理に関するコードを一切書いてないので当たり前といえば当たり前です。
※停止するにはもう一度再生ボタンを押せばOKです。

でも安心してください。基本的な物理処理はUnityがやってくれます。

SceneウィンドウかHierarchyウィンドウからPlayerを選択して、メインメニュー[Component][Physics][Rigidbody]を実行します。

これでPlayerにRigidbody(剛体)の物理法則が適用されるようになりました。

もう一度再生ボタンを押してみてください。

期待通りにPlayerが落下するのが確認できたはずです。

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